谷口教授が毎日新聞愛媛面にエッセー「天文学者の日々」を隔週連載しています。
今回は"銀河もウルトラを目指す 二つのスターバースト「アープ220」"です。
今回は、今年5月に国立天文台すばる望遠鏡から発表したニュースを紹介します。
1980年代に、赤外線による探査で、太陽の明るさの 1兆倍を超える明るさの銀河が発見されました
(「ウルトラ赤外線銀河」)。
ウルトラ赤外線銀河は「2個の渦巻銀河が合体してできた」のが定説ですが、
我々は 1998年以来、数個の銀河が合体する「多重合体説」を提唱しています。
今回アープ220の観測によって多重合体の証拠を見出すことができました。
それはどのようなものでしょうか。
ウェブではこちらからご覧になれます。
プレスリリースの詳細はこちらのウェブニュースもご覧ください。
第90回(2012年7月21日)銀河もウルトラを目指す 二つのスターバースト「アープ220」
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