小林正和研究員が参加している共同研究の成果がプレスリリースされました

スーパーコンピュータによる、宇宙初期から現在にいたる世界最大規模のダークマターシミュレーション

小林正和研究員が共同研究者として参加するチームは、理化学研究所計算科学 研究機構のスーパーコンピュータ「京（けい）」と、国立天文台のスーパー コンピュータ「アテルイ」を用いた世界最大規模の宇宙の構造形成シミュレー ションを行い、宇宙初期から現在にいたる約 138 億年のダークマターの構造 形成、進化過程を従来よりも格段に良い精度で明らかにしました。最も規模の 大きい計算では、約 5500 億体ものダークマター粒子の重力進化を、一辺 54 億光年もの広大な領域において計算した、世界最大規模のシミュレーション です。このシミュレーション結果は、当部門が行っている COSMOS サーベイや 今後得られるさらに大規模な銀河サーベイ観測と比較することで、宇宙の進化の 解明のために役立てられます。本成果は、日本天文学会刊行の「欧文研究報告誌」 電子版に 5 月 1 日に掲載されます。

詳しくは、以下のリンクからご覧になれます。

スーパーコンピュータによる、宇宙初期から現在にいたる世界最大規模の ダークマターシミュレーション (PDF)
(千葉大学)
宇宙進化研究センターの小林正和研究員が参加している共同研究チームが,宇宙初期から現在にいたる 約138億年のダークマターの構造形成,進化過程を従来よりも格段に良い精度で明らかにしました
(愛媛大学・研究活動トピックス)