宇宙大規模構造進化研究部門│愛媛大学 宇宙進化研究センター

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大学院生の松岡健太氏と谷口センター長が参加している共同研究がプレスリリースされました

 

すばる望遠鏡、125 億光年彼方の銀河に炭素を発見
〜 宇宙における炭素誕生の謎に迫る 〜


松岡健太 (愛媛大学理工学研究科/京都大学理学研究科 日本学術振興会特別研究員)、 長尾透 京都大学次世代研究者育成センター(白眉プロジェクト)准教授、 谷口義明 愛媛大学宇宙進化研究センター長/教授を中心とする研究チームは、 すばる望遠鏡の微光天体分光撮像装置 FOCAS を用いた可視分光観測によって、 125億光年彼方の最遠方電波銀河 TN J0924-2201 から放射された炭素輝線の検出に世界で初めて成功しました。 炭素は生命の基本構成要素ですので、今回の成果は炭素がいつ作られたのかという宇宙の元素生成史を理解するうえ で重要であるばかりでなく、生命の究極的なルーツを知る手掛かりになるかもしれません。 詳細は以下のリンクからご覧になれます。


すばる望遠鏡、125 億光年彼方の銀河に炭素を発見〜 宇宙における炭素誕生の謎に迫る 〜
(すばる望遠鏡)
炭素はいつ生まれたか?125億光年彼方の銀河に炭素を発見 (京都大学)
理工学研究科松岡健太さんらの研究グループが125億光年彼方の銀河に炭素を発見(愛媛大学)