宇宙大規模構造進化研究部門│愛媛大学 宇宙進化研究センター

本部門について
宇宙進化研究センター・宇宙大規模構造進化研究部門のウェブサイトへようこそ。 本部門は、常勤研究者3名、ポスドク研究員2名、大学院生10名、学部生5名からなる研究グループです。 宇宙の大規模構造や、その構成要素としての銀河の形成・進化を研究しています。 「宇宙の歴史の中で銀河はいつどのようにしてできたのか?」 「現在の宇宙はどのようにできてどうしてこのような姿をしているのか?」 といった天文学の根源的な謎に迫るのが、我々の研究です。

研究を進める上では、観測データの取得・解析が非常に重要な役割を占めます。 我々は、すばる望遠鏡およびハッブル宇宙望遠鏡の強化プログラムである COSMOS プロジェクトを一つの柱とし、その他にも VLT・Spitzer 等といった諸外国の 望遠鏡も駆使して観測を行っています。国内外との共同研究も積極的に行っており、 得られた研究成果は世界に向けて日々発信しています。

また天文学が学べる日本有数の拠点として、次代を担う研究者の育成にも力を入れています。 学部生のうちからセミナーや研究発表の場を設けているほか、実際に最先端のデータを用いた 研究を主導し、論文を書いてもらっています。大学院生になれば、すばる望遠鏡などによる 実際の観測にも関われるうえ、成果を上げれば国際研究会で発表の機会もあります。 我々と一緒に宇宙の謎を解明してくれる学生を歓迎します。